めも帖

「めも帖」代わりにダラダラと書いていったり、めもしたりしているだけです。

電子出版/電子書籍に使われているフォーマット

電子出版には、いろいろなファイル形式があるようです。そこで、調べてみました。代表的なフォーマットを見てみると、下記のようになるようです。

ePub

  • XHTMLをzip形式で圧縮したファイル
  • 目次のファイルなどを含んでいる
  • レイアウトはXHTML/CSSで表現できるまで(だと思う)
  • オーサリングソフトも存在する。また、MovableType/WordPressから生成することも可能

pdf

  • 印刷にも使える
  • レイアウトが柔軟に行える
  • 日本語フォントの埋め込みができる

mobi

  • kindleで使える
  • ePubファイルを入校ファイルとして扱い、生成される
  • ePubから生成するツールがある
  • azwというフォーマットがKindle

他にも、T-Timeが進めている.bookという拡張子の形式もあるし、いろいろあり混戦状態。
iPhone/iPadと、Kindleを中心に考えると、ePubとmobi(azw)が有力ではないか?と思います。
あと、PDFは印刷がある現在だと、印刷データーから生成できるので、なんだかんだと残りそう。

ただ、図版との組み合わせが必要な書籍や、縦書きの問題や、読み上げだとか、点字への変換だとか、そうした事も含めて電子出版というのも考えていく必要があるみたい。

全体を眺めてみると、規格が乱立している状態ではあるものの、そのおかげで従来の出版から移行しやすい(?というか、そのまま)状態にもあるといえるのではないかと思います。そうすると、コンテンツ提供側と、コンテンツの販売をまとめる場所と、コンテンツを読むツールを提供する側と、三すくみ状態なのかも。

電子書籍の衝撃 (ディスカヴァー携書)

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