これからの思考の教科書
読むきっかけ
弾さんのブログで見かけて(404 Blog Not Found:教科書を捨てる勇気 - 書評 - これからの思考の教科書)。
本を読むきっかけについて、弾さんのブログというのは多いです。
自分が持っている考え方だけでは足りないような気持ちが、どこかにあったから手にしてみたんだと思います。
読んでみて
思考の方法として3つの方法を上げています
- ロジカル・シンキング
- ラテラル・シンキング
- インテグレーティブ・シンキング
ワタシは、ロジカル・シンキングさえもままならないので、なかなか他の2つの思考方法に到達するのは難しいんじゃないか?と思っています。
ロジカル・シンキングについて書かれた章の中で、オモシロイと思ったことがあります。
話し方の講座に行ったことがある人が、少ない、ということ。
私も、行ったことはありません。でも、これほどコミュニケーションが大切と言われているのに、講座に入ったことがある人が少ないんでしょう?自分の話し方が上手だと思っているから?問題ないと思っているから?話し方講座に行かなくて、自分で学んでいくこと、という意識もありそうです。
インテグレーティブ・シンキングは、A案、B案を包みこんで、C案を選択、創りだす思考法(らしい)です。こんな思考法よく思いついたものだなあ...なんて思うんですが、読んでみるとなにか自分で時々しているような気もします。
こうした思考法を意図的に、無意識にできるようになるのが理想的なのかもしれません。
おすすめ
本の最後に、曹操が書いた「接要」についてコラムのように書かれています。
三国志では、悪役のように書かれている曹操ですが、史実から見ていくと曹操は、相当の才人であったと言われています。きちんと、史実のように事実を探し検証をしていく考え方の基本を見たように思いました。
自分の思考法を広げたい人におすすめ
これからの思考の教科書 ?論理、直感、統合ー現場に必要な3つの考え方?
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