12月8日にAppleStore 銀座で行われた「Inspired to Code」に参加してきました
12月8日にAppleStore 銀座で行われた「Inspired to Code」に参加してきました。 Flaskの小川秀子氏(Flaskトーク@AppleStore銀座)、堀内敬子(@horiuni)氏が登壇され、FitPortの開発についてお話いただきました。
参加してみた感想
Flaskのアプリは、PopWeightも使っていて、iOS8に切り替えたときにすぐに入れたアプリがFitPortでした。 シンプルで使いやすく、長く使えるアプリが多いと思います。プッシュ通知でガンガンくるアプリじゃなく、そこに静かにたたずんでいて、欠かせない存在なアプリが持ち味だと思います。
Flaskのことは、よくよく見てみたら2012年ぐらいから知っていて(Flaskが出来る前なんですけれど)、PopWeightの無料化も嬉しかったです(人に勧めやすくなった)。女性二人で作っていると知ったときは、おう〜、と思ったんですが、別におかしな事じゃないか、と思った事を覚えています。なので、今回のトークは、なんだか地道に応援?していた人が、メジャーデビュー?したような感じでした。
改めて思うのは、貪欲で、「作りたい!」という気持ちにあふれていること。だからこそ、storyboardも使えるようなデザイナーであり、storyboardでデザインしてもらえる土台を作れるんじゃないかな?と感じました
導入
Flask
- 2人は元々別の会社の人
- 2010年頃にTwitterで堀内さんが、「iOSアプリを創りたい!」と言ったのに返事したのがきっかけ
- 堀内さんが創りたいと思ったのは、「触れるデバイスなのが面白い」
- 小川さんが創りたいと思ったのは、デバイスとして面白い、これからも使いたいと感じたから
- Web のデザインがだいぶ固まってきていたので、世界中の人と一緒に創っていきたい!と思ったから
Flaskのアプリ
- Flask は、7つのアプリをだしている
- FitPort について詳しく説明
FitPort
- Health ケアの内容をもっと素敵に表示するアプリ
- Health Kit の発表に興奮した!
- これまで散らばっていたデーターをまとめて表示できるようになるので興奮した
- 気軽に使えるフィットネスのアプリが欲しい!と思った
- Health Kitが提供されるその日に提供しようと考えた
- 2ヶ月しかなかった
- Health Kit の先行者メリットを狙った
- Flask だから出来るのでは?と考えた
- 二人で色々と言い合う土壌も出来てきていた
- 開発までで、色々とデザインしていた
- 10〜20種類ぐらい表示されいた
- デザインを出すと、小川さんが「それは本当に見せたいもの?」とツッコミを入れてくれる
- 小川さんからすると、作っているといいかも!と思うけれど、実際に触ってみると違ったりしたので、堀内さんに言っていたら、大切なところが、大きく表示されて、これだ!と思った
- 堀内さんも、突き抜けた!と思った
- 白背景で作っていたが、申請当日に黒背景にした
- 白背景の方が売れる、と思ってた。今までテーマの販売などでも、白背景の方が好調だった
- でも、堀内さんが我慢できなくなって黒背景にした
- 堀内さんがStoryBoard の作業を担当している
- AutoLayoutも堀内さん担当
- エンジニア担当のことが多いが、デザイナーに触ってもらうのがベストだと思う
- 作業の分担が出来るので、StoryBoardをデザイナーが担当するのはオススメ
- StoryBoardのプロトタイプは、エンジニアが作る(だいたい3日ぐらい)
- 要素の色や、太さなどはStoryBoardで変更可能にして作る
- デザイナーが試行錯誤しながら作ることができる
- 作業分担にもなる
- 作業中の疑問は、疑問発生時に話して解決する
- 作業比率は、エンジニア7割、デザイナー3割
- FitPortは、エンジニア4割、デザイナー6割
- iPhone6の対応もあったので
- StoryBoardに慣れてきたのもあり、調整し放題だっため
- 納得できるまでデザイナーが調整できた
- Flask の場合
- 二人でこだわるポイントについて開発できた
リリース後
- 9to5Macで紹介された
- Health Kit のリリース後に、Health Kit とともに紹介された
- 英国でヒット
Whyヒットしたのか?
- チャレンジ
- Health Kit への挑戦
- タイミング
- Health Kit のリリースと同時
- UIのこだわり
- Health Kit をよりよく出来るUIへのこだわり
- AppStore や、めざましテレビで紹介されたりした
小川さん
- プログラムは簡単に入れるようになってきた
- アプリ開発は、プログラムよりも難しいところがある
社会人になって、プログラム以外のことを学ぶことが増えた
- デザインや、システムの裏側にあること
- プログラムは手段
FitPort のアニメーションについて
- アニメーションの方法にこだわりがある
- 画面の切り替えについてこだわっている
- デザインラフでは見えてこないけれど、実際に作るときに反映したもの
堀内さん
- 想像力、観察力、発想の転換が大切
- AppStore にはたくさんのアプリがある
- たいていある
- その人のこだわりを持つことで、違いが生まれる
質疑応答
二人で作っていてよかったと思えるのはどこですか?
- だんだん、アプリ作りに費やす時間がふえてきたのでFlaskをつくった
- 歯に衣着せぬ感じでモノが言い合えるのがよい
フリーランスでやる方法もあったと思うが、会社にしたのはなぜか?
- Flask を設立する前は、フリーランスになってからだった
- AppStore に載せるときに、会社名か開発者名しか載せられないので、二人の名前にしたかったので、会社設立した
普段何を見ているのか?
- いいアプリ知りたかったら、アメリカのAppStoreを見る
- アプリ以外なら、ドリブル、Pinterestを見たりする
StoryBoardをデザイナーが操作するメリットは?
- 今までも触っていたが、今回初めてだいぶStoryBoardで設定できるようにした
- 今までも触ってもらっていたのが大きい
- Xcode6からAutoLayoutが進化していて使いやすくなっていた
- デザイナーなら、自分でいじりたいハズ!