めも帖

「めも帖」代わりにダラダラと書いていったり、めもしたりしているだけです。

ちょっと考えた

「たのしいRubyRubyではじめる気軽なプログラミング(asin:4797314087)」を読みながら思ったのがひとつ。「この本の厚さにめげる人はいないのだろうか?」ということ。
ただ、オブジェクト指向について学ぶと、考えることが減る、というのはなんとなく、わかります。今までの方法(ってPerlしか使ったことが無いのですけれど)よりも手軽に出来そうな感じがします。でもね、従来の方法と違うのが多いので、学ぶ点は多いと思うのです(もしくはリプレイスって感じ)。
ということは、プログラミング初めてです、という人にオブジェクト指向プログラミングは適切なんじゃないかなあ?なんて思いました。

そんなことを思っていたら、


ただ、問題が残っている。ひとつは従来型プログラミングしか学んでいない人にとっては、「単なる値」という考え方の方になじんでおり、リファレンスの方は十分に理解されていないらしいのだ。世の中に「ポインタ解説本」が登場する理由でもある。つまり、ふたつの考えのうち、ひとつが消えて単純になったはずなのに、残ったのは苦手な方だったと。

なんて不幸な。

やはり、早いうちにLispRubyPythonなど、「すべての値がオブジェクト」型の言語を身に付けておくべきではないかと。逆よりも幸福になれそうだ。


実は、本を読んでいく途中で、時々何か違和感を感じていたんです。違和感の原因がイマイチわからない状態でした。それが、まつもとさんの「すべての値がオブジェクト」ということで、あっそうなんだ!って感じました。
いや、それだけなんですけれどね。