めも帖

「めも帖」代わりにダラダラと書いていったり、めもしたりしているだけです。

伊藤Pのモヤモヤ仕事術

読むきっかけ

はてなブックマークで見かけて。見かけてちょっと時間がたってから、図書館で借りる予約をした記憶があります。伊藤Pといえば、「モヤモヤさまぁーず2」というイメージなので、ゆる〜い感じの本かな?と思って手にしました。

伊藤Pのモヤモヤ仕事術

読んでみて

気づくのに時間がかかり、読むまでにも時間がかかり…ということで、読みたいと思っていたときと、感じが違うのでした。
読んでみると、ゆる〜い感じではなく、「伊藤Pは、考えている」印象が残る一冊です。テレビ番組のプロデューサーになるぐらいですから、考えていないわけはないのです。
書籍の中で展開される考えの視点が特徴的です。勝つために現状持っている場所、地点、状況から、どうやって勝つのか戦略を練る、ということです。派手な勝ち方を目指すのではなく、一つ一つにじり寄って勝つ、という印象をもちました。また、自分自身の立ち位置(ポジション)の把握が、非常に第三者的な視点でした。
自分自身の立ち位置を把握していることで、調整型のリーダーシップというのが出来ているじゃないか?という印象ももちました。周囲を見回して、勝ちに行くからこそ、調整もできるタイプなんじゃないか?と思うのです。

おすすめ

強いリーダシップは持ち合わせていないないけれど、リーダーをすることになった人向けの一冊
「モヤモヤさまぁーず」などの裏話も載っていて、このあたりが気になる人も


伊藤Pのモヤモヤ仕事術 (集英社新書)

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モヤモヤさまぁ?ず2 DVD-BOX Vol.13&Vol.14

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