Mobage を支える技術
読むきっかけ
Mobageを支えている技術と聞けば、ウェブサービスを開発している人は、気になる一冊。
とはいえ、モバゲー規模(1日35億PVのウェブサイト)での開発をしている人は、なかなかいないんじゃないとは思います。それでも、どんなことをしているのか、気になるものです。
読んでみて
全体として、アプリケーション側の工夫や、ソーシャルゲームへの取り組みを書籍に期待すると、記述量が少なめなので、不満かも。MySQLや、ネットワークなどについては、ガッツリです。
Perlのコードは、あちらこちらに書かれています。ただ、言いたいことの雰囲気を捉えるためのコードが多いかも。アプリケーション自体については、モバゲー特有の事が多い印象でした。fastcgiとか…
あとは、MySQL中心。このあたりは、様々な範囲で書かれていて、ソーシャルゲームだけではなく、役立ちそうです(とはいえ、「Webエンジニアのための データベース技術[実践]入門」を、まずは読め、と言われそう)。
ソーシャルゲームの開発にまつわることについて、網羅的なんですが、掘り下げ具合いが、バラバラで、なおかつ、DeNAの環境にまつわる特有なことも多いです。
おすすめ
ソーシャルゲームを開発している方には、オススメ。
開発が関わることについて、網羅されているので、マネージャーの方などが、読むとよさそう。
Webエンジニアのための データベース技術[実践]入門 (Software Design plus)
- 作者: 松信嘉範
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2012/03/09
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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