ソーシャルメディアマーケター美咲新人担当者美咲の仕事帳

読むきっかけ

表紙は、よく見ていて、気にはなりつつ、素通りしていましたが、ブックオフで見つけて。
最近、マーケティングの本を読んでいない、ということと、ソーシャルサービスに関するマーケティングとは？というのも改めて考えてみたいなあ、と思ったのがきっかけ。

読んでみて

よく、手段が目的にすり替わる、なんていうことが、Twitter、Facebookなどを使ったキャンペーンなどにありました（あまり人のことは言えないんですが）。業界あるあるのようになっていますが、これはなんであるのか？ということについて、優しく書いてあります。結局、KGI、KPIを見失うことが、このようなことを産んでしまうのだと思います。とはいえ、このようなKGIや、KPIの設定が適切なのか？という仮説も忘れずに考えておかないと、数字だけが先走りすぎになりそうなので、注意したいところ。

ソーシャルサービスが銀の弾丸のように扱われている、という話が書かれているけれど、身近なところでは、それはないけれど、そいう話は遠く（？それこそ、ネット）でよく聞くけれど、そんなに多いんだろうか？たしかに、銀の弾丸ではないし、それぞれのソーシャルサービスに合わせた利用法であり、ソーシャルサービスには、参加させてもらうように入っていかないと、決して上手くいかないように思います。

計測について書かれていて、ついつい忘れてしまうのですが、計測できないのではなくて、なにで計測するのか？ということをもって考えておきたいです。計測をすることも、目的ではないし、ゴールを達成するために必要なことであって、忘れないように最初から設定しないといけないですね。

そんなソーシャルサービスに関することを、ざっと通して読める一冊でした。