デザイン思考が世界を変える
IDEOのCEOが書いた本。「デザイン思考」という考え方/やりかた?について書かれた一冊。
デザイン思考とは何か?というと、
- 有用性
- 技術的実現性
- 経済的実現性
この三つのバランスをとる考え方を、デザイン思考と呼ぶらしいです(ワタシの記憶の中では...間違えているかも)。デザインということを、グラフィックについてではなく、もっと大きな、広い点でとらえて、問題を解決していこうというもの。
本の最初に、こうした考え方が書かれています。その後は、IDEOの事例が多く書かれています。この事例には、企業の問題解決から、自社自身の例、医療、デザイン思考家の育成、国際協力までの事例が載っています。こうした実例が解説されているのが、デザイン思考について理解する足がかりになりそう。
いきなり何か解決策が書かれている訳じゃないけれど、事例を見ながら「デザイン思考」での3つのバランスをとる事について考える事ができそうな気がします
デザイン思考が世界を変える―イノベーションを導く新しい考え方 (ハヤカワ新書juice)
- 作者: ティムブラウン,Tim Brown,千葉敏生
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/04
- メディア: 単行本
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