めも帖

「めも帖」代わりにダラダラと書いていったり、めもしたりしているだけです。

亀戸の喫茶店

友人から、「亀戸に住むのなら喫茶道場「侍」に」というメールが2回ぐらいきました。喫茶店ではなく、道場。そして「侍」。それは、私にではなくて、別なちょんまげ好きな方にメールした方がいいんじゃないかなあ。
そうは思いつつ、調べてみました。


木目調の落ち着いた店内には鎧兜や刀など和のテイスト。カウンター席の椅子はなんとロッキングチェアー!ゆらゆらと揺られながら憩えるひそかなワクワク感が面白いです。珈琲(470円)のお代わりはプラス150円でOK!ケーキセット(550円)もケーキが菱形でやや和風。大和撫子&日本男児の隠れ家的なカフェとしておすすめ!ここも着物姿で行ったら素敵だろうなあ…


 昨日の日記にも書きました、JR総武線のパラノイドおっと亀戸の駅東口から徒歩10歩、足の長い人なら7歩で行ける『珈琲道場 侍』です。

 店内は武家屋敷のような内装。店の隅には甲冑、レジには唐傘が。和風です。

 ところがカウンターの席はすべてロッキングチェア。お客さんが皆ゆらゆら揺れて湘南している姿は、一瞬たじろぐほど怖い。

 ところが実際に座ってみると、これが落ち着くんですよ。気持ちよすぎて、つい、うとうと。甘い眠気にまどろんでいるところにストロングタイプのコーヒーをひとくち。睡魔と覚醒のはざまを漂えます。珈琲は8時間かけて水出しした手間のかかったもので、崇高な味です。

 オーナーが武道家で、「接客の場は、鍛錬の場であり、闘いの場。つまりここは道場」ということで、この名がついたとのこと。実際、接客は息苦しさすら憶えるほど慇懃で、高級料亭にでも来たのかと思うほど丁重に扱われます。男子は殿に、女子は姫になったつもりで、ぜひ寛いでみては。


どんな場所なんですか?友人は、どうしてこのお店に入ったのだろう。そして、どんな風に入ったんだろう。ワクワクしたのだろうか。
そんな友人にお勧め。
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