小さなチーム、大きな仕事—37シグナルズ成功の法則
37signalsのブログからできた本(だと思う)で、37signalsが考えていることを本。
なんだか、斬新なことが書いてある、というイメージがあるのですが、37signalsのブログを読んでいると、ブログで読んだことを思い出します。
37signalsの考えの中心は、
- シンプル(簡潔)
- 大切なことを忘れない
- 自分たちでまずやる。自分たちでお金を生み出す
- 自分たちの根っこ(根幹)となるのは何かを知る
じゃないかなあ、と思います。こうした考え方を、実践しているのが37signalsで、実践の様子がまとめられたのが、この本だと思います。
読んでいくと、シンプルさが持つ強さが感じられました。シンプルなところに、自分たちをもってくることと、シンプルに保つこと。それを忘れないこと。これは大切なんだと思います。
あと、企業の運営でVCのお金について書かれています。この話は、ちょっと異色な感じがするんです。自分たちの大切なことを保つために、VCのお金をいれない、というまでの考えを示しています。これは、日本も同じなんだろうか?と気になりました。
小さなチーム、大きな仕事―37シグナルズ成功の法則 (ハヤカワ新書juice)
- 作者: ジェイソン・フリード,デイヴィッド・ハイネマイヤーハンソン
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/02/25
- メディア: 単行本
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