先を読む頭脳
羽生さんの本といえば「決断力 (角川oneテーマ21)」を読んだきり。今回は、Twitterで読んだ話を見かけたので、図書館で借りてみました。
羽生さんが、将棋の勉強をどのようにしてきたのか?勝負の判断をどいうふうに考えているのか?について書かれています。羽生さんの考えについて、認知学などの科学的なアプローチで解説が入っていきます。
気になったのは、羽生さんの学習方法について。若い時は、定石を勉強していき、土台を作っていく事に時間をかけている点です。羽生さんの学習方法というと「知の高速道路」というのを思い出します。今回の本を読んでみると、知の高速道路の話だけじゃなく、結構地道に積み重ねてきている事がわかります。
こうした話を読んでみると、
- 基本の積み重ね
- 土台の構築
について、まずありき、という当たり前かもしれないけれど、当たり前が重要な事を改めて実感。
- 作者: 羽生善治,松原仁,伊藤毅志
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/03/28
- メディア: 文庫
- 購入: 6人 クリック: 119回
- この商品を含むブログ (45件) を見る